No.802758

【サイバ】ふえるおれなちゃん【交流】

古淵工機さん

ついに「数の概念」すら超えてしまったおれなちゃん。
一体何者だよこいつw

■出演
唯:http://www.tinami.com/view/742179

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2015-09-17 21:53:34 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:641   閲覧ユーザー数:628

晴天おさかなセンター。

 

「ここに来るのも随分久しぶりよねぇ」

「ねー」

「久しぶりって…数週間しか経ってねーじゃねーか…」

会話を繰り広げながら歩いているのはいつもの三人組。

北城唯とその友人、今河和美・雪歩姉妹だ。

 

「それにしてもホント人多いわよね唯ちゃん」

「そうねぇ。ま、それだけおいしいお魚がいっぱいあるって事よ」

「そしてあたしたちの目標は!?」

「ズバリ海鮮丼に回転寿司!さらに漁師めしも…」

「フッフッフ」

「フッフッフ」

「「フッフッフのフッフッフ」」

と、二人がただならぬ野望に燃えているとき、雪歩が駐車場のほうに目をやる。

「しっかしバスツアー客も多いよなあ。人気なんだろうな…ん?」

「どうしたの雪歩?」

「なぁ…茶色ツートンのバスなんて見たことあるか?」

「さぁ…なんか書いてあるわよ唯ちゃん」

「なになにー…『OLN EXPRESS』…」

「…OLN…おーえるえぬ…」

「「「ハッ!?」」」

 

三人の脳裏にある少女の姿が浮かんだ。

「ま、まさか…いやまさか」

「そうそう、おれなさんがそこにいるわけないわよ…」

「うん、これは偶然の一致だ。偶然の…」

と、その時バスのドアが開き中から乗客が降りてくる。

 

「ねえ、今日なに食べようか~」

「うーん、そうそう。光太郎くんへのお土産も買ってかなきゃ!」

「そうだよ!光太郎くんが喜びそうなのってどれかなぁ」

 

「「「!!!」」」

唯、和美、雪歩の三人が驚いたのも無理はない。

バスから降りてきた乗客は全員…いや、それどころか運転士もガイドもみな、『砥部おれな』だったからだ!!

 

「増えてる…」

「増えてるな…」

「もはや何者なのよあの人…」

その日の夜、光太郎の家。

「光太郎く~ん!(×50)」

「ひぃっ!?!?!?」


 
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