ハセガワの新作いすゞジェミニ(JT190)イルムシャーです

　ジェミニは何よりもまずそのＣＭですね。「街の遊撃手」のフレーズとともに、ブルー・タンゴやオー・シャンゼリゼの音楽に乗って神業スタントを繰り広げるシーンは、当時中高生だった自分でもはっきり覚えています。
　巨匠ジウジアーロをデザイナーに起用し、エンジンや足回りのチューンをイルムシャーやロータスといった欧州ブランドに委託することで、ヨーロッパ車のエクスペリエンスを国産車で体験させるといういすゞのブランド戦略は面白いですね。乗用車の生産を止めて久しい同社ですが、いまだに根強いファンがいるのもうなずけます。

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　ここ数年快進撃を続けるハセガワのカーモデルですが、エンジンレスやあっさりインテリアながら、ボディ塗り分けに配慮した細かめのパーツ割といったフォーマットが定着してきましたね。本キットは昔の同社キットで苦労させられたシャーシとボディの嵌合も良くなり、組立はラクなキットかと思います。いつものようにスジボリが浅いので掘り直したのと、前後ランプのメッキやクリアパーツがキツめなのですり合わせが必要なくらいかな。
　ジェミニといえばピンクやブルーと言ったＣＭ車の印象が強かったのですが、このイルムシャー仕様は白赤紺銀の4色のみとのことで、一番ケレン味のある”ビビッドレッド”を選択（最近赤い車ばかり作ってますね・・・）。インテリアは黒のみとのことですが、レカロシートも含め艶調整でメリハリをつけました。

　1枚めの写真は合成です。イルムシャーのCMにはこんなシーンは無いのですがどうしてもやってみたかったのでｗ。パーツ構成から見るとC/Cやハンドリングバイロータスは確実にでるかと思います。FFジェミニやハッチバックが欲しいところですがセダンの売れ行き次第かな。
　次の静岡ホビーショーでも新作発表があると信じて全裸正座ですね・・・