コラボレーション FAコンペ【P3コン】
　懲罰：Punishment
　監獄：Prison
　恩赦：Pardon
参加作品です。

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‪https://www.tinami.com/lounge/collabo/article/226 ‬

懲罰部隊 ペレグリン No.15
罪状:斜め横断完遂罪
本作品と合わせてご覧ください→‪http://tinami.jp/lmt5 ‬

(11/9追記)
光栄な事に投票によって全58作品中「第3位」を頂きました！ありがとうございます！

(11/23追記)
画像を全て差し替えました。

以下設定。

[SSX-35+RIP/P デッド・エンド]は某国における国防軍、その懲罰部隊において運用されているFAである。
本機は某国が用意した特殊型のワンオフ機であり、同型機は他に存在しない。当然ながら某国の所有は秘匿されている為、テロリズムの実行に向いているとも言える。しかし同時にパーツの調達が難しく、維持にコストが掛かり過ぎているのも事実である(これは懲罰部隊の他機体においても言える)。
大型ミサイルを装備したその外観からは想像出来ないが、機体自体は近距離格闘戦向きに調整されている。ミサイルを発射、あるいはパージするまでは背部にマウントされたレーザーブレードを使用出来ない為、脚部による格闘戦を行う。
機体各部の推進器は高出力にチューンされたものが使用されており、見た目より機動力が高い。その分燃費も悪いが、大型の体躯を活かした大容量の推進剤を搭載している為、総稼働時間は一般的な空戦機とそう変わらない。

〈装備解説〉
・LLG-S3-OR リニアガン旋回砲塔
機体上部に装備されたリニアガン。広義で言えば今やFAの標準装備となったレールガンと同じもの。使用されている技術が若干異なる。空力特性に考慮された形状が特徴。

・SMB-340/H 340ミリ滑腔砲
両肩付け根部分に固定装備された滑腔砲。仰俯角の調整が可能で本機搭載の銃器としては最高威力となる。射撃レートは低めであり、左右の偏差撃ちを基本とする。

・MMR-MG-109 MMライフル近接型
かつて防衛機構に広く普及していたMMライフルのカスタムタイプ。マズル周辺の剛性と連射性能の強化のほか、装弾数も増加している。

・ILB-R16 イオンレーザーブレード改
防衛機構を始め様々な組織で採用された光学近接兵装。パーツも入手しやすく、愛用者が多い。本機のものは入念なチューニングにより性能が16％程向上している。

・DWAM 縮退広域反応ミサイル
デカくてやばいミサイル。


〈囚人解説〉
「ルシアン・ヴィッカーズ」

30代男性。自称広告代理店勤務。某国逮捕以前の犯罪歴は特になし。好きな食べ物はいちご。
某国へ入国の翌日、午前11時頃にコンビニへ行くために道路を横断(斜め横断)したところをコンビニから出てきた警察官に発見される。アクション映画顔負けの逃走劇と格闘戦を繰り広げた末に逮捕された。
特筆するべき経歴や資格も特になく、某国において斜め横断は重罪であったことから死刑が確定した。
しかし死刑執行までの間に状況が一変する。被告の入国より数日遅れて某国へ1機のFAが搬入されたのである。それは被告の個人所有のFAであった。
パーソナルデータを調べても軍や組織への所属は認められず、あくまで被告の私物ということが発覚。当時FAを用いたストリートレースや公式のGPなどが盛んであり、軍人でなくとも個人でFAを所有する事はそこまで珍しくはなかった。
早速某国は国防軍と連携し、被告に模擬戦を命じた。その結果、被告の戦闘能力は極めて高い事が判明した。
被告は死刑の判決を持ちながら刑の実行が無期限となり、国防軍の懲罰部隊へ強制編入される事となった。
同時に被告の所有FAであった[SSX-35 アライブ・アライズ]は某国によって大幅な改造が施される。そのあまりにも高すぎる運動性能・機動性能を脱走防止として抑え込む為、全身に枷となるユニットが取り付けられた。結果として機体は大型化し、小回りの効かない機体として完成する(それでも一般的なFAと比べれば運動・機動性能に若干の分がある)。
そして機体名称も「生き詰まり(※)」の意味を込められた[SSX-35+RIP/P デッド・エンド]に改められるのだった。
(※囚人には未来がないという意)

懲罰部隊にて定められた条件…恩赦による釈放を目指し、ルシアンは軍事テロを実行する…！